2022 MONSTA X ファンミーティング IN SEOULに死す

 

〜前回までのあらすじ〜

n年来の友人Cの策略により見事に足を滑らせた(初回記事参照)女は初現場 in TOKYOをキメていた。

人間の欲とは際限のないもの、一度 “““生””” を感じてしまえば最早後戻りなどできなかった。

衝動のまま、女は渡韓を決意する(第3回記事参照)。

 

 

ということで、KCONを受けて衝動的にファンミーティング in ソウルの参加を決めたわけですが。ごきげんよう

 

正直「周囲から軽い軽いと言われていた自分のフットワークもついにここまできたか」と半ば他人事のように感じていました。

MONBEBE7期を申し込んだ辺りで「いつ必要になるか分からないから取り敢えずパスポートを取っておこう」*1と思い立ち、速やかにパスポートを取得していました。していたんですが、まさか本当にこんなすぐに、しかも一人で渡韓することになるとは思っていなかった。

幸いなことにビザ免除措置が全面再開されており、スマホひとつで入国手続きも帰国手続きも準備できるということで、便利な世の中だと感じたものです。

 

とかく言語に支障があったのと、向こうの文化を楽しめるだけの精神的余裕があるとは思えなかったので、滞在はツアーの1泊だけにしました。関西発だと丁度良い時間の便がなかったため、

①12/2 夕方に東京入り

②12/3 朝に羽田⇒金浦へ飛び、ファンミーティングに参加

③12/4 昼に金浦⇒羽田⇒伊丹

というみっちみちの行程を計画。現地でフォロワーさんに会えることを祈りながら、12/2を迎えました。

さっさと東京へ向かい、心を落ち着けるため馴染みの店で数杯頂いて、翌朝に備えて早々に就寝。

 

翌朝。

予定より早く目が覚めたのでホテルでできるだけの身支度を整え、早朝の羽田空港へ。3タミは初めてだったのでお上りさん状態で、GSさんが沢山助けてくれました。

行程上、昼食を食べる時間がないのが明らかなため、ラウンジで軽く朝食+機内食で夜まで保たせる作戦を決行。

 

ところで完全に余談ですが、私ちょっと特殊なアレルギー持ちで食事の制限がありまして。きめ細やかな対応で定評のある日系の航空会社でも通常対応していないんです。

で、仕方なく「ラクトオボベジタリアン*2(VLML)」を選んだんですが、

おすすめしません。マジでだめです。食事制限中の方とかもこれは頼まない方がいいです。次に頼む機会がある時はせめて「フルーツ食(FPML)」にしようと心に誓いました。

 

寒そうだな〜〜〜〜〜!!とか思っていたら到着。

入国手続きは拍子抜けするくらい簡単で、本当に一瞬で終わりました。Q-CODEのQRをかざしてハイどーぞ、パスポートと入国申告書を出して写真撮って指紋採ってハイどーぞ。携帯品申告書を出してハイどーぞ。

 

ここまではスムースだったんですが。

現金調達。

両替だと小銭が出るのでキャッシングしようとATMを目指したんですが、事前に調べた場所にATMがない。インフォメーションでグローバルATMの場所を訊くも要領を得ない。もう一度調べると2階の両替所にあるみたいなのでそこへ向かってやっとのことで操作。手続き完了した!と思った瞬間、さっきまで日本語で表示されてたのに突然ハングルだらけの画面。Papago先生をかざしてみると「機器障害のためキャンセルしました(意訳)」。

…………ちゃんとカードが返ってきただけよしとしましょう!!!!!!

泣く泣く隣の窓口で両替してもらい、地下鉄へ。

 

ここまでで結構時間を食ってしまったので若干焦っていたのですが、…………T-moneyの自販機、どこ?

早々に諦めて売店で買いました。「충전……」と切り出した瞬間に「ウチできないよ」的なことを言われた。雰囲気で分かるもんですね。

改札横の機械でチャージして、改札を抜けて*3目的の空港鉄道へ。弘大入口で2号線に乗り換えて乙支路入口まで辿り着いた時には喉がカラカラでした。

そこそこ図太い性格と思っていましたが流石に緊張していたんですね……。

 

ホテルが駅近で助かりました。

予め連絡されていた2階へ上がり、案内を疑いながら結婚式の祝い花と思しきものの間を抜けると行列が。飛び交う言葉から本国ベベが沢山いることだけは分かりました。

味わい深い手書きの矢印を眺めること数十分。

無事に受付を済ませて、ベルデスクに荷物を預け*4とにかく喉が渇いたのでコンビニでペットボトルのカフェラテを入手。水分と糖分を流し込みながら集合時間を待ちました。

もしかしなくてもこれがフォトゾーンか?と思いながらぱしゃり。元々期待はしてなかったので無問題です。

 

バスの割り当てに従って人数確認を待っていた時、フォロワーさんに遭遇。一度お会いしただけだったのですが「ネイルで分かった!と声を掛けて頂けて、イベント前に自爪をアピることの重要性を感じました(?)。同じバスだったので、本当にありがたいことにここから夜までご一緒させて頂きました。

免税店にドナドナされ、身内の頼まれものを購入して、またバスで会場へ運び込まれるオタク。ガイドのヌナがすごくお茶目な方で移動時間も苦になりませんでした。

バスの到着順に座席抽選らしく、ここでもめちゃくちゃ待った。待ってる間にキヒョンからプメがきて「DOOTAファンミーティング」って言うのにちょっとウケた。送ってくれた自撮りで額が出ているのが分かったので、デコ出しを求める妖怪(筆者)はテンションが上がりました。

これ開演間に合うのかな?と心配しながら案内に従ってエスカレーターを上がり、プレゼントボックスに差入れを投入。

持ち物検査でイカついメンズにカフェラテが没収され(事前に言っといてくれれば飲み切っておいたのに……水のボトルは「これはOK」と手を振られた)、座席抽選へ。

 

結果:上手寄りの良席

もう既に報われた感。例年、会場もさほど広くないようだったのであんまり欲張っちゃいけないなと思っていたんですが、基本的にあまり座席運のない人間なので嬉しかったです。

座席が比較的近いことが判明した別のフォロワーさんにご挨拶したあと、座席でぼっちタイムを過ごしました。なんと言っても本国の方が多いので周囲に話しかけるのも難しく、手持ち無沙汰なのと緊張でそわそわ、どうしようもなかったです。体感ですが周りはヒョンウォンペンが多かった印象がある。

 

開演が30分押して18時スタート

セトリとか部分部分では覚えているんですが、全体の流れというか順番がぜんぜんダメなのでざっくり項目ごとに分けて書いていくことにします。

 

■ライブパート

 You Problem

 暗くなって始まるの分かってたのに入りでびっくりしすぎて持ってきたうちわ落としたそのせいであまり集中できなかったのが本当に悔しい。

 私、可愛い系の曲というかライトな曲調のものにあまり関心がないんですけど、この曲は別です。ポップスとして純粋に好きだし、MONSTA Xというグループに驚くほど似合ってる

 パッと明るくなった瞬間、スーツ着たキヒョンが ご存知の通り ひとり踊り出すわけですが、可愛くて可愛くて可愛くて可愛くて記憶が飛んだよく分からないけど数フレーズだけ一緒に歌った気がする。

 

 SOMEONE’S SOMEONE

 《You Problem》に続いてだったので「米アルバム曲押しだなぁ」「これは日本語曲やらなさげだなぁ」「WANTED……(しょんぼり)」となったのですが。この曲、制作にショヌが携わっている(と何度か目にしつつも私は一次ソースを見つけられていないのですが)曲ですよね。この次の曲を聴いて、ああもしかしてファンミーティングという性質上ピックアップされたのかな、なんて思ったりしました。

 

 AND

 泣くかと思った。あまり感動で泣くタイプではないのですが、ちょっとうるっときた

 初回記事の脚注にも書いたんですけど、私《AND》めちゃめちゃ好きなんです。ただ、No Limitツアーが終わっ……いや日本きてほしいし終わっとは言いたくないんですが、タイミング的にこの曲を生で聴ける可能性は限りなく低いのではないかと薄っすら思っていたので、良い意味で不意打ちで本当に嬉しくて、祈るように聴きました

 ラスサビでキヒョンが

 ♪Want you to hold and stay

 と被せる*5のを聴きながらああ……来てよかったな……と心から感じていました。

 

 Burning Up

 《AND》がきたんだから《Burning Up》もきてくれないとね!これも嬉しい〜〜〜〜〜!!

 良い意味であっさりとした上手さを感じました。折々の仕草ひとつひとつに自信と余裕が見えて惚れ惚れしました。2番に入るところのぽんっとする(伝わらない)所作とか。割と最初から思ってはいたのですが、この自信に裏付けされた姿が見たかったし、これを見にきたんだと胸が熱くなりました。

 

 Love Killa

 そういえばこのファンミーティング、流行り病ですっ飛んで今やっと開催になったらしいんだった、とハッとしました。もう少し頭が回ってれば予測できたかもな、掛け声もうちょっとちゃんと見てくればよかったな……と少ししょんぼり。

 シンプルめなスーツで踊る《Love Killa》ほんとにたまらないですね。ゴリゴリ衣装もキラキラ衣装も大好きですけど、以前スリーピースを着た男にハマっていた*6こともあり、ノーマルめの(豪奢ではない)スーツ、激弱いです。

 

 One Day

 この短期間に2回(しかもキヒョンソロとグループで)聴くことになるとは。どちらも違った良さがありますが、ソロを聴いてからグループを聴くとなんだかありがたみがすごいす。MONSTA XMONSTA Xとして活動継続してくれて本当に良かったなとしみじみと感じ入りました。

 

 사랑한다

 歌詞とか想いとかすごく沁みるんですが、曲としては実はこれまでそれほど刺さってなかった사랑한다、生で聴いた瞬間、己の間違いに気づきました。ジュホン先生、申し訳ございませんでした。めっちゃ好きです

 ところでモンベベにラップパートさせようとする無茶振りジュホン先生、それは無理なんよ。*7

 ソウルコンのライブストリーミングでも思ったけど、この曲のミニョクがすごく好きです。他のメンバーも勿論、それぞれに思い入れがあると思うんですが、一回ごとに噛み締めるような姿が印象的で。少しでも多く、この姿を見ることができればいいなと願わずにはいられません。

 

■フォトタイム

 上手→中央→下手と3か所順番に立ってくれて撮影。動画の方がいいかなと思いつつ動画データは持て余しそうだったのと、生で見られる時は可能な限り見る主義の人間なので画面を見ずにひたすら連写しました。まあそのせいでピント合ってない写真もあるんですけど……。

すごく性格っていうかキャラ出てて笑ってしまった。

 

全体的にミニョクがチャンギュンに構いまくりでとても可愛かった

 

左襟がジャケットの中に入っちゃってるのを指摘されて慌てて直すジュホンとそれを見守るヒョンウォン。

 

■願いを叶えてあげるイベント

 モンベベの発想に色々と感心しました。日本語で書かれた紙を引く度にMCヌナに恭しく献上するメンバー達。特に印象的だったのは

 ・ミニョク:オンシミやってください

 ・キヒョン:ヌナって呼んで、綺麗な言葉をください ⇒「ヌナ、遠くにいるからって見えないと思ってるでしょう?しっかり見えてるからね」

 ・ヒョンウォン:応援してほしい ⇒ 自爆からの「“応援”か“おいしくなぁれ”どっちがいい?」 ⇒ 萌え萌えきゅん披露

 ・KISS OR DEATHやって!!!!! ⇒ 歌える!!という凄まじい団結 ⇒ 歌詞うろ覚えのモンベベと思ったよりダンスを覚えているミニョク

 

■ゲームからのプレゼント贈呈

 ・プレゼントはハンドクリームらしい。「(用意されたハンドクリームは)高級品なのか」「モンベベは高級品じゃないと嫌だって言う」と噛みつくミニョク*8

 ・シーグリにちなんで、候補の中から1人1つメニューを選んで被らないようにコースを作成 ⇒ 候補に酒が提示された時のリアクションが良すぎるモンベベ ⇒ 早々に選択をバラすミニョク ⇒ ミニョク:わさび、キヒョン:うどん、チャンギュン:酒、ジュホン:味噌汁、ヒョンウォン:たこやき でクリア

 ・秒数を数えて一番近かった人が何とかかんとか ⇒「分かんなくなるから手拍子やめて!」とガチ挑みするキヒョン ⇒ 規定秒数が長過ぎたこともありぐだぐだで終了

 ・なんか色々あった気もするけど最終的にキヒョンがじゃんけんMCヌナに勝利を収めてプレゼント権を獲得

 ・当選者が舞台に上げられたり、メンバーが近くまで渡しに行ったり紆余曲折 ⇒ 後方席の方が当選した時に周辺のモンベベがメンバーに持って来させようと一致団結したのは面白すぎた

 

■愛蔵品プレゼント

 真実 愛蔵品だったのはチャンギュンだけでは?と思いつつ、サインを入れられる人は入れてあげたり、着用できる人は着用してあげたり。プレゼント贈呈の紆余曲折を経て、舞台下のスタッフを介して渡す形式に落ち着きました。

 

■ショヌさんのメッセージ映像

 入隊前に収録ということで(契約上、どれだけ経過しても絶対このペンミを開催する必要があったのかもしれませんが)ありがたいなあと思いました。

 「離れている時間は絆を深める時間にすぎない」というようなコメントが心に残っています。これから順番に不在になるメンバーへの心構えを教えてくれたような気持ちです。

 

■記念撮影

 上から降ってきたアクリル板越し。更にニトリルゴム手袋を装備かなぴ。

 原則、座席順に5人ずつ舞台に上がって並んでいく形式で、指定の立ち位置に行く前と撮影後に全員とお手振りくらいならできそうな時間がありました。私は本当にありがたいことに、お隣の方のお心遣いにより推しと並ぶことができました。

 皆さんハートを一緒に作ったりされていたので、私もそうしようかな?と思いながら、チャンギュンに手を振り、キヒョンの前へ。「ハートかな?どうしようかな?」という素振りをするや否や、キヒョンが満面の笑みでピースし始めたので「あっハイ、あなたがそうしたいならそれで……」となってしまい、結局ピースしました。笑顔に弱すぎる。

 ここまでは私が情けないだけなんですが、私が意志薄弱なせいで秒でポーズが決まり=同組の他の方々がポーズ決め終えるまでに少し間が空いてしまったんですよね。で、手持ち無沙汰だったので何となくぱっと振り返ってみたんですよ。

 めっちゃ見つめられてて。

 ノータイムで目が合ったことにびっくりしすぎて飛び上がったら、してやったりみたいな顔するのでもう笑うしかない*9

 そんなこんなで記念写真も朗らかな笑顔で写ってるんだろうなと思ってたんですが、翌朝買いに行ったらユギり気味で映っててまた笑いました。そういうとこだよ。

 撮影後は残りのメンバーの顔を眺めて舞台から降りました。

 ミニョクは何故か“無”だった。私ミニョクのお顔すっごく好きなんですけど、向かい合って、一瞬の虚無。波長が違ったのか、私がミニョクを受信できなかったんだと思います。

 ヒョンウォン・ジュホンは一方的にアドラコン振りだ〜!久しぶり〜!とテンションが上がりました。意味が分からんお顔の小ささに呆然としたのと、ウルトラスーパープリティーなにこにこ笑顔に癒された記憶があります。

 

■ハイタッチ

 開始前にサイン入りポスターの抽選。流れ作業の都合上、20人ずつのブロック単位で当たるということで、なるほど……と思ってたら、当たりました

 え?

 訳もわからず配られた当選券を受け取り、当選者は一番最後な!という案内に従ってホールの外へ。出た瞬間、メンバーの名前を叫びながら交換を探す精力的なモンベベの姿を見て「あ、当たったんだ……」と謎の実感を得ました。

 ひたすら全員のハイタッチが終わるまで待機だったので寒いのなん。やっとのことでホールに戻されて、再び舞台上へ。

 今度はミニョクスタート。記念撮影と同じく電波不良(なんで??)で、またも幾許かの虚無。ただ、記念撮影の時と違って前が詰まっていたこともあり、お顔はゆっくりとよく見えたように思います。顔が良い

 チャンギュンはじっ……とどこか不思議そうに見つめる様が本当に猫ちゃんでした。私が挙動不審だったのか、あるいは輝かしい胸元がちょっと眩しかったのでお顔を見つめ過ぎたのかもしれない。

 ジュホンは記念撮影の時と同じプリティー笑顔で迎えてくれて幸せな気分になりました。実物の方がかっこいいって沼落ちしてから150514回くらい聞いたけどまじでかっこいい噂のリアコ体型ガチすぎてびびった。

 ヒョンウォン、ヒョンウォンはこれがデフォルトなのかたまたまなのか分かんないんですけど、キヒョンに次いでガッツリ目を合わせてくるタイプでただただ圧倒されました。その顔面でそれは脅威だよもう。むしろ凶器か? 何をするでもなく見つめて「お、おお…………(感心)」してたら終わりました。

 で、キヒョンなんですけど、4人を経た頃には目的(ポスターお渡し)をすっかり吹っ飛ばしており、元気いっぱいお手振りして、ポスター貰い忘れたまま剥がされて帰りそうになりました。めちゃめちゃ慌てて呼び止められた。アホすぎる。その節は申し訳ございませんでした。

 

頂いたポスター*10は帰ってから額装してもらいました。

 

■お見送り

 残念ながらイベント終了、ということで席順に案内されて退出。出てすぐの廊下みたいなところで全員貰えるポスターを受け取って、開けたところに5人が立っててお見送りしてくれました。

 ここの記憶がキヒョンとヒョンウォンしかなくて(すみません)……。キヒョンはすんごい大きくぶんぶんに手を振ってくれてヒョンウォンはヒョンウォンペンさんに「あんにょーん!」って声掛けてたのを覚えています。

 

外に出ると21時半を回っていてびっくり。3時間半もやってたんだ!?

極寒に震えつつバスに戻り、行きと同じくガイドヌナの気さくなトークに癒されながらホテルに帰着。ベルデスクで荷物を受け取って、部屋に戻って荷物整理をしてからフォロワーさんとご飯を食べに出かけました。

ご飯というか酒とチキン。

もりもり食べてもきゅもきゅ飲んで、モネクの話をず〜っとして、めちゃくちゃ楽しい時間でした。ありがとうございました。

 

翌朝、前日の記念写真を購入するためにツアーデスクへ。名前を伝えると封筒を探してくれたんですが、写真屋のアジョシ、日本語うますぎてびっくり。

六つ切りの記念写真(L判のおまけ付き)が2,000円、2L判接触の時に撮ってくれてた写真が1,000円。必要なものだけ提示してお金を払う形式でした。日本円もOK。

遊園地価格だな!!と思いながら写真を確認。

…………。

……………………。

…………………………………………。

 

7,000円分買いました。

 

これはCさんとの会話。

 

その後は近くのスタバ*11でさっくり買い物した後、荷造りして早々に空港へ向かいました。

行きの飛行機でクソマズおすすめし難い機内食に直面していたのでラウンジで朝食兼昼食の腹拵え。ハイネケン辛ラーメンを流し込み、帰国の途に就きました。(ちなみに帰りの機内食は行きに輪をかけてやばかった。)

 

ということで、なんとか初海外・初渡韓を終え、一息つきました。

今回の学びとしては「何とかなるけどソロ渡韓は割としんどい」ということと、「実質タダというより実質収益を得ている」 *12ということです。

あちらの雰囲気も分かったので、次は誰かと行けたらいいな……あともう少し韓国語に馴染めるようにしたいと思います。

 

 

長々とここまで読んでくださりありがとうございました。

前回、KCONとアドラコンの記録に色々と反応頂けて本当に嬉しかったです。

今回の記事についてもできるだけ正確に書けるよう精一杯 記憶を辿ったつもりですが、うろ覚えの部分もありますし、主観に基づく記述もたくさんありますので、間違いがありましたら申し訳ございません。目に余る箇所がありましたら、ご連絡頂けますと幸いです。

 

さて、ここまで読んで頂いたお礼ということでこちらを貼って締めたいと思います。

有償写真ではあるのですが、撮影シーン的に恐らく私のみが購入対象者と思われるため、ここにアップロードします。(万が一、私以外の購入者の方がいらっしゃった場合は削除いたします。) Twitterにも上げていないため、ここだけの写真ということで無断転載・二次利用等はご遠慮くださいますようお願いいたします。

 

誓って、本当にわざとではないのですが、ポスターを貰い忘れかけたアホ(筆者)を引き留めるあまりにも可愛いキヒョンさんです。

 

カムバック楽しみ*13ですね!

また次回、何かでお会いできますように!

 

*1:なんやかやと理由をつけて鎖国人生を送っていたので持ってすらいなかった

*2:卵と乳製品を含むベジタリアン食のこと

*3:帰りに気づいたけどこの時入った改札、空港鉄道のホームからクソ遠かった

*4:名前を訊かれたのでローマ字表記の名前を見せながら答えたのにタグに下の名前しか書いてくれなくてちょっと不安になった

*5:この曲 音源で聴いてもだいぶアレですが生で聴くとまじでI.M先生の鬼っぷりが光る

*6:正確には現在完了進行形

*7:2023.01.06 19:00 追記しました

*8:2023.01.07 09:45 追記しました

*9:後で販売される有償写真に自分が爆笑してるのがあってウケながら買った

*10:持って帰るのにめちゃめちゃ苦労した。スーツケースの片面はこのポスターと緩衝材だけという自分のパッキング技量が試される手段を取った

*11:スタバ、英語がスムースで非常に助かった。旅先で信じるべきはスターバックスコーヒー

*12:by ペンミの話を笑顔で聞いてくれたよく行く店のジャニオタのスタッフさん

*13:茶番の喧嘩の気配に興奮が止まらない

KCON 2022 JAPANに死す/MBC IDOL RADIO LIVE in TOKYOに死す

 

本当はひと月前には上げるつもりだったんですよ!!!!!!

 

失礼、ごきげんよう

7期でMONBEBE入りを果たした、初心者マークをべたべたに貼り付けたド新規です。

 

前フリとして、このブログの名前なんですが、はてブロを作る時に「とにかくライブに行きたい」「接触も行きたくないわけじゃないけどライブ会場に行きたい」とライブに飢えすぎていたんですよね。

で、予めライブ会場で死ぬと謳っていれば現実になるのでは?という(都合のいい)言霊思想からつけました。ドイツ語はミリも分からないので合っているかも分かりません。DeepL先生とGoogle翻訳先生がそう訳してくれました。

 

タイトルからして今更感がもの凄いですが上げておけば未来の自分が救われるので上げておきます。

 

 

時を遡って8月。

ズブズブにハマったことを自覚し、膨大なコンテンツを浴びる中で薄ぼんやりと理解したいわゆるイル活の位置付けから、近々での単独イルコンは望みが薄い状況にあると判断を下した私は海外公演の状況をせっせと調べていました。

(生まれてこの方 鎖国人生を送ってきた人間が本当に海の外に出ることを決意できたかは定かではないのですが)比較的行きやすい地域で開催されるならば海外公演に行くのが確実かつ最も早いと考え、今後の参考にするために。

8月上旬時点で整理したのが以下の通り。

■9月2日〜4日 ソウル(No Limit)

■9月16日 ジャカルタ

■9月24日 バンコク

■10月22日〜23日 LA

■11月10日〜12日 ジャカルタ

 

この時、不自然に10月上中旬が空いているのを見てKCON(10月14日〜16日)の可能性も考慮しましたが、その後すぐに

8月13日:LAで予定されていたNick Fest中止の報

8月17日:後に大騒動となる10月15日〜16日のLAのフェスへの出演発表

があり、流石のスタシスケジュール(悪口)でもKCONはないな、と余裕をぶっこいて安心しきっていました。

 

8月25日

KCON 2022 JAPAN 1次ラインナップ DAY 1

KIHYUN (MONSTA X) 発表

なんで??????

理解不能なスケジューリングに戸惑いながらも、即座にMPSPとかいうみかじめ料を払って最速先行に申込み

1次ラインナップで名前出してくれて本当に助かったけど、

ラインナップ公開前のこの絵文字クイズの①で分かって申し込めた人がいるなら化け物だと思う。

 

8月30日には2次ラインナップが発表され*1もはや現場に辿り着くより先に胃痛で死ぬ*2かと思いました。

 

MPSP最速先行の結果を出す前に一次先行の申込みが終わるとかいうクソスケジュールに目を剥きながら、一次先行も申込み、結果はMPSP最速先行でのみ当選。

みかじめ料の効果があってホッとした。

 

接触はどちらでもいいかな、などと思っていたけれどこうなると人間欲が出るもので。というかキヒョンが日本に来るのに会う時間を増やさない理由がなかった。ミーグリにも申込み。

 

MPSP最速先行:落選

一次先行:落選

 

なんで??????????

あの激戦と思しきショーチケを勝ち抜いたのにまさかそんなことがあると思わず、泣きながら同行させて頂ける方を探す私。

運良く見つかってホッとしたのも束の間、一般販売で普通に売られているのを発見する。

いやなんで??????????????????

落とされたことにもびっくりだし、あのユ・ギヒョンのミーグリだよ?SSR確定ガチャなのに?

みかじめ料の効果をショーで使い果たしたのか、Mnetのことを散々悪の組織呼ばわりしていたのが良くなかったのかは分からないけど、本人確認の懸念もあったため自分の名義のチケットも確保しました

まさかこうやって2倍の金をせしめようと……?だから悪の組織と言う

 

ちょうど仕事も忙しく、アドラコンやらペンミのお知らせやらアドラコンVISA問題やらソロカムバスケジュールの(正式)リリースやらソウルコンRe-streamingやらでバタバタと過ごしているうちに前日、10月13日になっていた。

仕事終わりにダッシュで東京へ向かう。

セトリはジャカルタから大きく変えてこないだろうと考え、機内では予習を兼ねてソロシングルと米アルバム2枚を中心に聴いた。(散々聴いてるのに)

羽田へ降り立ち、ホテルへ駆け込み、声出しはできないにせよ……とVOYAGER応援ガイドを頭に叩き込みながら就寝。

ミラーリングできるTVのあるホテル大好き。

 

翌朝、せっせと巻いた髪も秒で落ちる湿度に満ちた天気。

雨がぎりぎり止んだ状態で恐る恐る訪れた有明アリーナ、到着してまず感じたのは各出演者のファンダムの比率凄い空間だった。J系/48系/Kポのオタクが入り乱れているのに明確にどこのオタクか分かるあと若い

早々に居場所を無くしたというか熱気に置いてけぼりになった私は特にブースを回ることもなく、一緒にミーグリ待機してくれる方がいらっしゃるまで川縁みたいなところでぼんやりしていた。雨が止んでよかった。

 

無事に合流して自己紹介をして*3なんやかやとモネクの話*4をしていたらあっという間にミーグリの集合時間になってふたりで待機列へ。

 

待機列では「思ってたより人いるじゃん!」と思ったのに、中に入ったら結構広くて、「そんなとこまで人入れる予定だったんだ?」となった。

ほぼ最後列だけどその代わりのびのびできそうだな……と考えながらそわそわしていたらお隣の方が話しかけてくださり、3人横並びでソロ参戦が判明。ぺーぺーの新規の私もお二方のおかげで心穏やかに過ごせました。本当にありがとうございました。

 

そうこうしているうちにミーグリスタート。

司会のお姉さんが進行用のカードぶちまけてて一瞬「この後を暗示してたりしないだろうな……」となった(破壊神的な意味で)

私も相当な破壊魔なので人のこと言えないんですけどね……。

 

詳しいのはTwitter漁れば出てくると思うので自分に特にヒットしたところをピックアップします。

 

■歓声禁止なのか確認したところ

 あれ?って顔してたのすごく可愛かったし、しょげてるのも無限に可愛かったけど寂しくさせてごめんねってなった。

 ていうかこれが後に引くと思わんかった。

 

■話を聞いてないキヒョン

 死ぬほど笑った

 

■絵文字クイズ

 ちょ〜〜〜よかったな!!

 本当にK-POP詳しくないので「かわい〜!」「うま〜!」しか感想が出てこなかったんですが、Cさんの協力を得てセブチ13人見分けられるように猛特訓をした*5中でMVを死ぬほど観た《Don’t Wanna Cry》は分かった。「進○ゼミでやったところだ!」みたいな気分。ホテルに帰ってからCさんに報告した。

 その後の《Shoot Out》は声を出せなくてもどかしいオタクが「お前や!!!!!」みたいな圧でキヒョンさんを指しててウケた。

 ハマりたてなので何観ても初だしHAPPYです。

 

■願いを叶えてくれるコーナー

 挙げられてた例をガン無視して歌わせる&踊らせることを追求するモンベベにすごく居心地の良さを感じました。その場にいた人が全員楽しめるという意味でも間違いなく正解だし、優しいな〜!ってなったんですけど、公益性は勿論ながら事実求めてるものがそうなんだろうなと。ライブに飢えてるイルベベだけではなくて本国の方もそうなのがちょっと凄いと思う。

 もし万が一当たったら、「Oh My! 踊って」か「Queen歌って」にしようと思ってた人間なのでもう何も言うことがないです。ありがとうございました。

 

■写真撮影

 その時はポーズ決めてくれるの助かる〜!とか思ってた。後から流れてきた各界隈の文化差みたいなツイートにクソほど笑った。

 

■お見送り

 ほぼ最後尾だったので超高速ファンサをじっくり堪能。速すぎてダンレボの新作でもやらされてるのかと思った途中で超ハイテンションなハート飛ばしてた方がいてすごく良かったです。

 自分はハートとか色々迷ってハムサンイ&ハムスギ片手にヘムチのお耳を返してもらいました。かわいい〜〜〜!!よかった〜〜〜!!!

 正直自分の番が来るまでは「身長感確認したいな〜」とか思ってたのに、終わってみたら顔面以外の記憶が皆無で笑うしかない。

 

終わって一緒にミーグリ入った方やお隣の方々と会場をぶらぶら。

宣材と一緒に写真撮れるコーナーに行ったり、ゲームしたり、わいわい遊びました。ありがとうございました……!

 

からのメイン、ショーのお時間。

私はDブロックの隅っこの方で、そこそこ見やすくはあるものの背面と微妙な位置。

……でしたが、奇跡的にお隣がモンベベの方でものすごく嬉しかったです!いらっしゃった時にびっくりしすぎて困惑させてしまった。その節は申し訳ございませんでした。

 

どのグループも楽しく観た中で、特に印象的だったのはTO1とNMIXXとVIVIZ。

TO1は「お疲れ様です!」という挨拶をした子がいたのが印象的だったのと、なんと言ってもカバーステージの《Shoot Out》。ミーグリの絵文字クイズで《Shoot Out》が出たのはこの伏線か〜!と思いつつ、本当にリスペクトを感じる素敵なカバーでほろりときた。

 

NMIXXはデビュー前の《Survivor》カバーがヤバすぎた流れで実はひっそりと眺めていたのでメンバーも曲も把握済み。特にお気に入りはリリーちゃんとソリュンちゃん。とにかく上手いし巧いリリーちゃんと深みのある大好きな声質のソリュンちゃんの歌を現地で聴けるとあって楽しみだったのだけれどや〜〜〜〜〜!!凄かった

歯に衣着せられないタイプの人間なので率直に言いますが、彼女達までは口パクか相当な音量の被せだったので「このグループはこういう系の曲なのか〜」くらいの感覚でした。別にそれが悪いわけではないです。激しいダンスをしているのだから無理しなくていい。でも、ここにきて急に耳がびっくり。良い意味で

なんだろう、個人としてもグループとしても載せてるエンジンが違うみたいな感じ?馬力が全然違った

トンチキ曲ばかりと言われて苦労しているようだけど、報われてほしい*6です。

 

VIVIZは全く知らなかったのですが、通りやすい声質を差し引いても声量お化けがいた。個人的にはあまり好みの声質というわけではないけれど、やはりライブに強いグループは見てて&聴いてて楽しい

 

 

さて本命のキヒョンさんですが……。

 

ここにもいました載せてるエンジンが規格外の人

 

他のグループが3曲だったのも含めて、当初の予想通り《VOYAGER》《RAIN》《One Day》。

 

本当にもういくら払おうが満足したと思います。

久々のn時間立ちっぱなしで腰も若干危うかったのですが、私の腰なんてどうでも良かった

こんなにもライブというものを堪能したのはいつ以来だろう?ハマるべくしてハマったとしか言いようがない。

私が好きになった歌声がそこにあった。

 

声を出せなくても《VOYAGER》の応援方法を確認しといてよかったなと思いつつ、「터나자 어디든 우리의 파라다이스」やりたかったです。

クラップもっとしてあげたかったのに手は二つしかなくてモンドゥンイ持ってると何もできない。手も振りたいしスローガンも持ちたい。直接見たいし双眼鏡でアップでも見たい。目指すは阿修羅しかない

 

モンベベを探すこと自体はいつも通りだと思うんですが、本当に不安気に見えて情緒が死んだ

「モンベベありますか?」でちょっとほっとしたような素振りすら胸が痛いし、ステージ上から何を目にしたのか想像がついて悲しくなった。

 

でもそれでパフォーマンスが揺らぐような人でないところも好きです。

割と尻上がりに調子を上げていくタイプの人(1曲目に声が出ていないわけではない)だと思うんですが、《RAIN》は完全に何かが降りてた《One Day》はトリに相応しいスケール感で凄まじかった。

 

《RAIN》開始前にマイクスタンドをずるずると自分で移動させてたのめちゃめちゃ可愛いと思ったら、可愛さと程遠いパフォーマンスで呼吸が止まるかと思った。圧倒されたし、生のパフォーマンスが良過ぎたせいでしばらく音源聴けなくて苦労した

《One Day》のモンベベ探しの旅もっとやって欲しかったのに曲が2分半しかない。私まだまだ戦えます!

それは冗談として、《One Day》のアドリブは本当に本当にやばかった。「なに今の?」しか出てこなかった。

 

エンディング、順番に花道回って行く中でステージ中にも来なかったD-Eブロ花道に来ようとしてくれたんですが、MCミニョンさんのハグ&会話でUターン。一帯のモンベベが「あ゛ー!!!!!!」って声上げて死んだ

その時はマジで?って思ったけど、終わってしばらくすると一周回って珍しいものを見たのでは?という感情になった。いやだってあのキヒョンさんがそこにある花道へ来ずに帰るって信じられなくないですか?私は信じられないです。(何を知っているんだお前は)

 

そんなこんなで「ホームグラウンドでリラックスしたキヒョンが見たい」「自信に満ち満ちたキヒョンが見たいという欲が募ってどうしようもなかった私。

帰り道お隣のモンベベさんに色々お話を伺い(その節はありがとうございました)、例のぼったくりファンミーティングへの参加を検討しながら朝以来の食事をホテルで啜りました。

堕落した食生活が丸見えである。

 

 

再び時を遡り9月6日。

 

MBC IDOL RADIO LIVE in TOKYO (10月20日)

MONSTA X(KIHYUN & HYUNGWON)

 

トムジェリで何するんですか??????

二週連続で休みを取って東京に行かなければならないことを思うと正直頭が痛かったし、年会費を徴収されるだけと噂に聞く日本FCの入会か……と思ったものの、背に腹は替えられんので即座に申込み。

 

第一希望:VIP席、第二希望:一般席で一般席当選

やった〜〜〜!!二週連続であの声を聴ける……!となり、宿から足から予約してウッキウキだったのも束の間、MPSPの効果もなくKCONミーグリを落とされて絶望の淵にいた私を襲ったのはキヒョン出演不可のお知らせ。

代わりにジュホンが来てくれるということでもちろん有り難かったのだけれど、それは私が参加するよりホニペンさんに参加して貰った方がよいのでは……?と悩む。

ガーデンシアターは完成当初から良い評判を耳にする気になっていた箱だったので、ひとまず発券してから考えることに。

蓋を開けてみると一般の割には中々良い席で、その頃には「米ツアーでやったようなソロパフォーマンスが見られる……のかも……?」と元気を取り戻す。

 

ここからはもう本当に怒涛で、二週連続の遠征の支度をして、KCONに行って、帰って仕事を片付けたらすぐでした。

というか流行り病関係で色々あって仕事が増えまくり、終わらなかったので手伝いに来てくれた人に平謝りしながらお願いしまくって出てきた。ホテルにチェックインしてからもしばらく追われていた。

 

辿り着いた6日振りの有明

KCONで知り合った方と合流&あれこれお話できて楽しく開場待ちしました!モンベベの皆様、本当に新規に優しい。ありがとうございました……!

席に着いてみたら私のブロックは9割アロハ、他グルのオタクが2でKCONとは違った意味ですごい空間だった。

 

始まってすぐのMC紹介Vがまるでコラボするかのようなヨンジェさん&ヒョンウォンの映像で、心臓が止まるかと思った。というかまじで引き攣った声が出て隣のアロハさんに心配された

「推しさんですか?」って訊かれたので「推しではないけど推しグルです」って答えたけど、多分彼女はそこまでの回答を求めてない

 

オープニングはユナちゃんが出てきてびっくり。

初回記事の通りASAYAN生まれEXILE VOCAL BATTLE AUDITION育ちの私は元気いっぱいNizi Projectも観ていたのでソロでステージに立つ彼女の姿にほっこり。

 

K-POP無知女なのでゴルチャさんも初めましてだったんですが衣装が馴染み深い感じで良かったです。レザーパンツからしか得られない栄養があるよね。

これは等身がバグりすぎたヒョンウォン。

終わってから日本語すんごい上手な子がいたと話題になってましたが、「メンバーのこと何も分かってねえな!の瞬発力は本当に凄すぎた。

 

そしてジュホンのステージですが……

 

まずは《Stay Strong》をやるというスポがあったと噂に聞いていたので覚悟はしていたものの、初っ端きたので本当にブチ上がったし、一つ前のブロックにもめちゃめちゃブチ上がってるモンドゥンイが見えて安心した

他グルのオタクたちに彼のパフォーマンスがどう受け止められるか……と初めは少し不安だったけど、私の周りはただ圧倒されていたように思います。あまりにもかっこよすぎたもんな…………。

 

《SMOKY》も来ると踏んでたけど、コメントにびっくりしたし、日本語訳を背負ってくれるとも思ってなかった。最高の演出で色んな人に届いたと思う。急な代打のはずなのに沢山用意してくれたことがありがたすぎた。

 

そして《Voice》。本当に本当に来てよかった!!って思った。

爆速で立ち上がりそうになったのをぐっと堪えて全力Hands upしたし、もうこれで終わりでいい……ってなるくらいテンション上がった。前のブロックのモンドゥンイが私と同じく鬼ノリしててやっぱり安しました。

 

通して思ったのは良い音響で聴くジュホンのステージ、最高ってことです。

今となってはガーデンシアターの音響でBad Liarが聴きたいです(強欲)。

 

衣装から薄々察してましたが、ヒョンウォンのステージが無かったのが「んんんんんん!!!!?!?」って感じ。

Wildfireは?DJ H.ONEで踊り狂えないの?夜はまだこれからだが……と思いつつヒョンウォンの異次元の頭身を目に焼き付けた。

ASTROサナが出てくるまでいよいよ自分の目が狂ったかと思ったくらいに異次元だった。

とってもかわいいフォトタイム。

 

目の前に座ってた他グルのオタク2人が目当てのステージ終わった瞬間帰った&エンディング早々に(終電とかご都合があったのかもしれませんが)帰ったので、最後にハケるチェクルがものすごく見やすかったです。スローガン前に出してパタパタできたし、ちょっとアレだけどラッキーという感じ。

バルコニーの隅々までじっくり眺めてくれていたような気がしますし、ふたりが寂しく感じなければそれでいいです。

 

KCONと違ってずっと座っていたけれど、なんだかだでかなり疲れたし人当たりをしてしまった感覚があったのでタクシーを召喚してホテルに帰り、近場でラーメンと餃子食べて*7早々に寝ました。

 

翌日。

楽しい思い出を胸に休日を迎えた私は映画を見た後、馴染みの店で気持ちよく酒を飲んでいました

 

 

あああああああああ!!!!!!

 

そう、KCON後 帰阪して間もなく自問自答を繰り返した私は「デラックスのホテルなら立地的にも言語的にも懸念は減るんじゃない?」という結論に達していました。

不安は沢山ありましたが、私は独り身で、時間もお金もそこそこ融通が利く。色んな方とお話しして、逆に「なんとなくの不安しかマイナスの理由がないなら行くしかないなとなったんですよね。

 

次回、初海外・初渡韓2022 MONSTA X ファンミーティング IN SEOUL に死す でお会いしましょう*8

 

*1:あまりに他グルに無知だったので出演予定のない他グルのオタクに金払いのいいファンダムがあるか問い詰めた

*2:ピークは9/6のアドラコン発表だった

*3:ド新規ということをお伝えしていたので色々とお心遣いくださって本当に嬉しかったです

*4:深夜アイドルのaespaカラオケ落ちという話をしたら笑って頂けたのでよかった

*5:未だに数人怪しくて悔しい思いをしている

*6:ジニちゃん脱退の報が悲しい

*7:また食生活がゴミ

*8:年明け早々にカムバが決まってしまったので年内に上げたい気持ちだけはある

Youth / Kihyun ; Comeback

こんばんは、ごきげんよう

 

本当は

・KCON 2022 JAPANに死す

MBC IDOL RADIO LIVE in TOKYOに死す

という2本を順番に書こうと思っていたのですが、思っていた19931122倍くらいとんでもないミニアルバムがリリースされてしまったので急遽予定を変更してお送りします。

 

自分の思考と口と指がまったくリンクしてくれないので内容はとっ散らかっているし、《Youth》と《Bad Liar》に力入れ過ぎて体力切れを起こしました。取り急ぎということでご勘弁願います。

 

 

1. Youth

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表題曲。

すごく頭の悪い言い方をすれば、聴いたモンベベ全員死滅したと思う。他グルのオタク2名に聴かせたら「幸せになってほしい」「涙止まらんでしょうこれは」と言われたのでモンベベに限らず努力の人を愛するオタクも尽く死滅させられると思う。

 

私は韓国語が全く分からないので公式がつけた日本語訳に頼るばかりだけれど、この日本語訳すらもかなり気を遣われたものなのではないかと感じました。歌詞の意図するニュアンスや、キヒョンの歌だと指し示すための表現が随所に散りばめられているように見受けられたんですよね。

 > 本当の大人になってきてる

 > 自分の未熟さが見えても

 > 近頃 空が美しい

 > 熟知したソウルのことが新しい

 > ひょいと旅立ちたいけど

 > どこに向かうのか ちゃんと知ってる

 > お前は今も十分うまくやってる

英語でいうところのrecentlyなら「最近」でもいいのに「近頃」にしてあるな、とか。気軽に?ふらっと?当てもなく?どれでもなく「ひょいと」旅立ちたい、とか。最後は直訳だと「うまくやってる」じゃなくて「よく頑張ってる」なんじゃないかな、とか。適当言ってますけど。

ここまで書いたところ(2022-10/25 22:00)でCheering Guideが出てきて答え合わせをしてしまった。やはり直訳は「頑張ってる」ぽいですね?

素敵な訳だと思います。この「うまくやってる」は「きちんと」よりは「具合よく」というようなニュアンスが出る、気楽さや親しみ、温かみのある表現なので。(関西弁で言うところの「あんじょう」が印象的に近いんですが……表現が難しい……)

 

PVの可愛いところや格好いいところは私が言うまでもないと思うので本当に個人的にぶっ刺さったところだけピックアップします。

 

柄柄セットアップ

 普通に格好よかったり似合う衣装は勿論好きなんですけど、ちょっと振り切れた いかにも「本人は選ばんやろ」な衣装大好き芸人なのでテンション上がりました。

 このシーン自体、単純に「幼い頃を鑑賞している」と取るか「幼さを演出した舞台」と取るのか分かれそうな気がしますね……私は捻くれ者なので後者、メタファーでこういう衣装を着てるのかな?と思ったりしますが、好きなものは好きなので。

 

キヒョンinバスタブ

 私が15年拗らせてる性癖のひとつが「空のバスタブに入ってる推し」なんですが、こんな叶い方すると思わなかった。しかもJewelのミニポスターになってるらしい。

 ひとまず6枚注文していたかと思うんですが、誠意として出るまで買います。

 

水も滴る

 これ皆好きだし別に書かんでええかなと思ったんですけど、刺さり方が多分ちょっと世間様とずれてるんじゃないかと思ったので……

 私がモネク好きだなと思った点のひとつが、色々な経験の発露として「根底に拭いきれない陰鬱さがある」ところなんです。あんなに騒がしくて永遠に子供のようでさえあるのに、一部分に大人にならざるを得なかった感が滲み出ていて、その諦念と反骨のバランスが健気に思われました。

 人間のアンバランスさや立ち上がる勇気を愛してやまない私にとって、曖昧な視線が意思を宿したように微笑を携える瞬間を見るのは何物にも代え難い喜びがあります。

 

曲の方にフォーカスすると、確かにこれ、本人が言う通り息継ぎ厳しそうです。

TLで見かけた泥棒呼吸……だったかな?というのはカンニングブレスのことを言っているのかと思いますが、ソロなので早さとフレージングを求められますし……バカでかい被せなら気にならないと思いますが、そうじゃないのがキヒョンさんですよね。だから好きなんですよね。

歌詞の通り 走りに走ってふっと振り返るような曲構成で、想像するだけできついですけど、だからこそこの疾走感に愛惜と懐旧と希望があふれて、誰にとっても愛おしさを覚える曲になったのかなと思いました。

 

テーマと曲の構成と歌詞がばちばちにリンクしてて、それだけでも気持ちがいいのに、キヒョンが「頑張らなくても幸せになりたい」だなんて歌うのだから、本当にたまらない。

あなたの努力はそれだけで何物にも勝る価値があるのだと私は知っているけれど、でも、頑張っても頑張らなくても、どうか幸せでいて。

 

 

2. Bad Liar

Bad Liar - YouTube

チェ・ヒョンウォンさんと酒を飲みたい。

低音も歌わせたい、低音も魅力なのに、それはそう(そう)。

 

いつか好きな曲を語るときに言おうと思ってたんですけど……キヒョンさんって高低・強弱・声色はまあ当然?易々とコントロールされてるんですが、声質の幅がちょっと面白いなと思ってて。

ショヌさんみたいな癖がなくて少し細めの、透明感に振れた声質になる時があるのは分かるんですよ。ミニョクみたいなちょっとノイジーな鳴らし方をする時があるのも分かります。

本当に瞬間的に、I.Mに近い厚みとアンニュイさのある鳴りを感じる時があって、これがもう手を叩いて喜んじゃうくらい意味分かんなくて好きです。(デフォルトがもちろん大大大好きな上での話です)

私が特にそれを感じたのが《Love Killa (Japanese ver.)》で、日本オリジナルじゃない輸入曲で多分一番聴いてます。

www.youtube.com

ミニョク&ショヌのブリッジ後2:18〜の大サビの入り

 > 何度も(Shoot’em up, shoot’em up)

 > 悪くない君となら

本家ではこんな声質じゃなくてどストレートのキヒョンボイスなのJapanese ver.でしか聴けません。1回聴く度にここだけ514周するくらい好きです。

 

それで何が言いたいかというと、《Bad Liar》の入りの低音、反復横跳びみたいな声質変化で気が狂うかと思いました、という話なんですが。

 > 흘러가는 순간들 속에

 > 미 없지 dwell on the past

 > 넘쳐 른 feeling the sorrow

 > 고이 모아 절벽에 throw

「生意気に厚く」するとこうなるんですか……?これを出させるディレクティング、ですよ。

書きながらクラクラしてきた。

 

ヒョンウォン視点でキヒョンがこう見えてるって話ですけど……

それを下から上まで舐め上げるように、優美さと苛烈さを、冷笑的な様と真摯な様を織り交ぜて、ユ・ギヒョンを堪能させるための曲にして?

それでいてこんなのびのびと歌える曲で?

そりゃタイトルも名前にしようとするわ。

 

あとこの曲、私の音楽遍歴的に当たり前なんですけど音構成がめちゃめちゃ好みです。

Dolby Atmosと私の変態イヤホンが火を噴くぜ。

ベース音が響き渡る度にこれガチの生バンドで聴きたい……となってしまう。it’s Liveさん後生なのでお願いできませんか。

 

 

3. STARDUST

STARDUST - YouTube

儚さと切なさと明るさがタイトル通り。

軽やかなウィスパーもハモリもダブリングも全部きれい。多幸感のあるキラキラしたミキシングでかわいいね、かわいいねってなっちゃう。

 

スタンドマイクではなくステージを駆け回れるような曲を入れたくて」というような話をしていたかと思いますが、これまでのソロ曲で最もポップスに振れており、一般受けも良さそうです。他グルのオタクの片割れにはこの曲が好評でした。

曲調的にはクラップもいいけど、タイトルと歌詞的にモンドゥンイでいっぱいのきらきらと瞬く光の海が一番だよね。

 

(世間一般に)近頃の曲としては比較的長めで、その間 目いっぱい歌を聴かせてくれるので得した気分になります。

 

 

4. Where Is This Love

Where Is This Love - YouTube

《Bad Liar》でも思ったんですけど、こちらで確信を得ました

チェ・ヒョンウォンはこの世で一番信頼できる男のひとりだと。

 

どこかでヒョンウォンのディレクティングが放牧タイプと言っていたという話を見かけましたけど、その言をあまり信じてないというか、

それキヒョンに対してだけじゃない?描いていたものが勝手にアウトプットされるからあんまり口出ししないだけじゃない?

……と、この曲を聴いて思いました。

ここまで書いたところ(2022-10/28 00:00)でラジオのコメントが流れてきてまた答え合わせをしてしまった。トムジェリさぁ……………………

 

ヒョンウォンの携わる曲って重量的な意味で重いというよりも、重心位置が真ん中よりも下に、後ろに寄っているような、そんな重さを持っている気がしていて。それがキヒョンの芯の強さとすごくマッチするように感じます。

音作りの重さという意味ではこの曲は重くないので余計にそう思うのかもしれません。

 

《Bad Liar》がヒョンウォンを通して見るキヒョンなら、《Where Is This Love》はヒョンウォンが演出するキヒョンなのかな。

《Bad Liar》とは違った意味で「こういうのをさせたい」という欲がよく表れた曲だと感じました。

 

OSTのように柔らかくクリアで軽やかな声で歌っても違和感の少ない曲調なのに、かなり息の多い&若干エッジィな歌い方をしていて、インスパイア元の作品などの背景も含めてあくまでキヒョンが語るための歌なんだと印象付けられている気がします。ミニョクに似合いそうと感じるのも曲調だけじゃなくて、キヒョンの歌い方のせいかも?

 

ひとまずクローサー観ようかな。賛否の分かれる映画のようですが、俳優陣は安心感があります。

その後だとまた感想が変わるかもしれません。

 

 

5. 'Cause of You

'Cause of You - YouTube

こちらが一番素直なように聞こえました。本人の初めての作詞を蔵出ししてきたなら尚更、ピュアな印象を押し出すでしょうし。

私は捻くれ者なので(2回目)単純な好みで言えばこれまでの曲の方がテクニカルで好きですけど、こういう曲が入っていてこそ、こういう曲で締めてこそのアルバムですよね。

アンプラグドのライブやってほしいな。

 

あと思ったよりジュホンがぽんぽんっと出てきて楽しくなっちゃう

なんかこのふたりの距離感ってすごく絶妙でいいですよね……相互に認めて、自立してる感じ。このフィーチャリングも本当にさらりと、キヒョンのナチュラルさと歌詞の柔らかさを際立たせるようなお仕事で笑顔になりました。

最初に聴いた後 速攻で《YOU AND I》を聴き直しに行きました。

www.youtube.com

2CHAINいつでも待ってます。

 

 

 

いや〜〜〜良いアルバムだな〜〜〜〜〜!!!!!!

フォロワーさんか私の知り合いしかこのはてブロには辿り着かないと思うけど、Apple Musicとご購入はこちら!

Apple Music

YOUTH - EP

YOUTH - EP

music.apple.com

HMV

キヒョン (MONSTA X) 1stミニアルバム『YOUTH』|韓国・アジア

タワレコ

Kihyun/Youth: 1st Mini Album (ランダムバージョン)

 

冗談はさておき。

 

人生の好き曲に《Youth》と《Bad Liar》を入れました。

個人的に、年齢的にほぼニアリー、仕事歴的にもほぼニアリーで《Youth》を聴けたのはすごく恵まれてるなと感じています。

彼のこれまでに想いを馳せて もちろん色んな感情が湧いたんですが、なんだか自分ごとのようにも思えて救われた気分になりました。

彼ほどではないにせよ、思っていたよりも 私 一所懸命に生きてきたんだなと。

 

 

というわけで、KCONとアドラライブのメモを書く作業に戻ります。

 

ではまた!

 

CARATからMONSTA Xの布教を受けた女がMONBEBEになるまで

 

女はK-POPに詳しくない。

というか人間の判別ができない。特に男性。

 

初めまして、ごきげんよう

筆者は相貌失認を疑うレベルで人の顔を覚えられない人間です。つい最近も会社の上の人の顔を覚えておらず、「今の誰?」と訊いて後輩に引かれました。

ましてK-POPはその受動喫煙の限りでも分かる髪型・髪色の変化の激しさ、お顔の特徴(婉曲表現)等から本当に本当に本当にお手上げであり、近寄りすらもしなかった――というような存在であります。

 

そんな私に度々色んな曲をプレゼンしてきたCARAT(以下Cさん)がいるのですが。

私の受動喫煙の根源であり、私のK-POPに対する何らかの知識・情報はほぼすべて彼女からもたらされたものと言って過言ではありません。

タイトルからCARATと呼んでいますが、SEVENTEENのペンがそう呼ばれることも、そもそもK-POPにおけるファン=ペンであることさえも彼女との数年間に及ぶ会話から自然と学んだことなわけです。

というか数年かけてそれと彼女の推し*1の特徴しか学んでない(と思っていた*2)

 

そんな彼女によって何故かMONSTA Xの布教を受けた私がどんな日々を歩んだのか、自分の備忘録として、後の反省としてここに記します。

 

如何せん界隈のお行儀が分からないのでTwitterは壁打ちだし、はてブロも新規立ち上げなのでこれが自分以外に届くのか分かりませんが、この止め処ない長文を見てくださる方がいるのであれば、優しく生温かく見守って頂けると嬉しいです。

 

あ、先に申し上げておきますと、色々と反省はしていますが後悔は全くしていません。毎日とても楽しく過ごしています。

出逢ってくれてありがとう MONSTA X

遅くなってごめん MONSTA X

待っていてくれてありがとう MONSTA X

 

 

事の発端は428日――

Cさんから突然《LOVEMVURLが送られてきたのが始まりだった。

彼女曰く「曲がよすぎてこれは筆者にもいける!となった」らしい。

LOVE

www.youtube.com

初見の感想は「入りがおたく殺しだなあ」「確かに曲好みだなあ」「全体的にバブリーで時代が巡ってるのを感じるなあ」「たった5人しかいないのに3人くらいしか判別できないので本当に適性がないなあ」というような具合だった。

かつて人間の短期記憶は7±2個しか保持・処理できないと言われていたけれど、最近は人間は言語がない状態では4までしか認識できないという話が出ているらしい。じゃあ仕方ないよね。(何が?)

 

それはさておき、好みの曲だったため何度か再生したようで、当時のLINEを漁るとこんなメッセージが発掘された。

曲が気に入った私はちゃっかりとApple Musicでライブラリに追加。

 

ここで少し自分語りをさせてもらうと、筆者は筋金入りの二次元おたく  J-POP/ロック/メタル/R&B/V/アニソン他を特に深掘りするわけでもなく 節操なく渡り歩いたアラサー女である。

音楽的には Michael Bolton HOUND DOGT-BOLANを胎教に、幼少期はL'Arc~en~CielGLAYKinKi Kidsポルノグラフィティ平井堅宇多田ヒカル小柳ゆきで育ち、思春期をJanne Da Arcと雅-miyavi-で迎え、ボカロ全盛を謳歌しながらJAM ProjectGRANRODEOで駆け抜け、洋邦問わずロックとメタルに身を浸し生活を送る傍ら、クラシックに手を出してみたりダンスミュージックに走ってみたりアイドルを眺めてみたりHIPHOPに首を突っ込んでみたり……

最終的にバスドラの音とロックボーカルを愛する社畜として生きている。

 

なので《LOVE》に関しては好みど真ん中の曲調という訳ではないものの、飽きさせないタイトな曲構成、曲を主導するような演出性のあるクオリティの高いラップ、I.Mのエッジィな低音、キヒョンの心地よい高音が気に入ったというのが実態だった。

特にとにかくラップが良い、上手い。LOVE》のラップパートどこを切り取ってもめちゃめちゃ好き。

個人的に「とりあえず入れられているラップパート」というのが好みではないので(わがまま)、ジュホンとI.Mのギャップで曲の展開を変化させて組み上げてるのがすごくすごく刺さったし、後からジュホンの作曲と知ってなるほど〜!となった。

 

ちなみに、実は2年ほど前にもCさんは私にMONSTA Xの曲を2つ紹介してくれていた。

Who Do U Love? - MONSTA X & will i am

www.youtube.com

Magnetic - MONSTA X & Sebastián Yatra

www.youtube.com

当時、韓国語の特徴的な音の響きに耳馴染みがなく苦手だと言っていた(真面目に考えたことはないが、恐らく緊張音や二重子音が気になったのだと思う)私のために完全英語詞の曲をピックアップしており、中々の策略家っぷりを感じさせる

しかも沼落ちしてから気付いたが、《Who Do U Love?》も原曲じゃなくてわざわざリミックスの方を紹介していて、私の好みを熟知している人間の所業だ……と慄いた。

ただ、この時は上のMVを見せられたりせず曲だけを聴いており、アイドルグループとしての姿を全く把握してなかったため、《LOVE》で初めて目にして「ああ、あの曲を歌っていたのはこういう人達だったのか」と認識した。

 

一方で二次元おたくの側面としては、好きになる男は打率9割でクズか人でなし*3、腐臭を放つものも 香り高く咲き誇る白百合も 夢見がちなものも あらゆるものをダイソンよろしく吸い込み、一度がっつりハマるとジャンルに概ね十年ほど居座るタイプの重たい人間と自覚している。

Cさんはそちらの界隈で知り合った、色んな意味で信頼厚い友人だったりする。

 

こちらもまた「ドレスアップしたガタイのいい男性って素晴らしいよね」「良いデコがいっぱいいる気がする」「このフリは私の三大性癖*4がひとつ、ビンタされる男ではないですか?」「何故か分からないけどひとりだけステッキを所持している」「ステッキが嫌いなおたくはいない(ド偏見)」ということでやはり好印象だった。

 

数日後、Cさんとご飯に行った。

素敵な曲を教えてもらった御礼を伝えたところ――予想がつくと思いますが――Cさんのおすすめ曲が続々と送られてくる事態へ発展。

Play It Cool - Steve Aoki & MONSTA X

www.youtube.com

BEASTMODE - YouTube *5

Got me in chains - YouTube

 

あれ?全部好きだな…………

 

おたくという存在は賞賛と仲間の熱意に弱いものだ(偏見)

Cさんの熱意に応えるべくK-POP無知女が選ぶ未知のアイドルプレイリスト」を作成することにした私はMONSTA Xの曲の海へと飛び込むこととなった。

いやそんな理由と経緯で未知のアイドルの曲を明け方まで聴き漁りプレイリストを作成するなよ……と今は思う。

当時は全く冷静ではなく、次々見つける好みの楽曲に驚きの連続だった。

一部を抜粋するとこんな感じ。

Heart Attack - YouTube

Oh My - YouTube

LIVIN’ IT UP

www.youtube.com

갈증 - YouTube

GAMBLER

www.youtube.com

Burning Up (Feat. R3HAB) - YouTube

この過程で《Rush Hour》を聴き、あまりの好みっぷりにびっくりしたのだけれど、長くなるので適当に読み飛ばしてください。

(というか書きたいことは大量にあるし、好きな曲とかMVに関しては未来の自分のために別記事にしたいけれど、どれくらい衝撃を受けたのかという意味でひとまず少しだけ書き残します)

****************

Rush Hour

www.youtube.com

強めのビートで一気に始まる曲が大好きなのでこの

> Eat this スゥ~ドゥンッ

の入りがもう好き。

ヒップホップ界においてシグネチャサウンドというものが存在することは認識していたけれど、入りに続く武士の名乗りのような勢いの

> JOOHONEY, ONE HUNNIT

があまりにも似合いすぎていて感心したのを覚えている。ていうかすごい親切設計だから皆「我こそは○○!」って武士やったらいいと思う。嘘です。

そして彼の怒涛のラップが明けるその勢いのまま飛び出てくる華やかなボーカル

この時点ではメンバーのことをラッパーかそれ以外かくらいしか分かっておらず、メインボーカルたるキヒョンのものだとは認識できていなかったわけだが……

 

これは完全に余談ですが、個人的に、音程が正しく取れるとかピッチが正確とかだけではない巧さを持ったボーカルの「華」をこういう場面で使えるのはすごく贅沢だと思う。

圧倒的なパワーのあるボーカルや何をやらせても上手い絶対的なボーカルをメインボーカルとするのであれば、その力を曲のどこで活かすかはその本人ではなく他のメンバー次第だと考えていて、グループとしての歌の説得力というものは様々なものを映し出してしまうことがある、というのが私の持論だ。

過去の曲から一連で聴くとその辺りの変化と進歩を感じてしみじみとしてしまう。

 

ヒョンウォン&ミニョクでワンクッション置いて、準備を整えてからI.Mに被せるようにフルスロットルでサビに突入する構成も好み。ヒョンウォンの発声はクリアではないが、彼の声が入ることで音域的にもアクセントとして曲が広がるのが良いと思う。

ただ、個人的にはヒョンウォンに関しては日本語詞との相性の良さとファルセットの良さの方を語りたいので別の機会に……

ブリッジから大サビへの格好良さも半端なくて、少しハスキーで甘さのある声質のミニョクから突き抜けるキヒョンへの流れがシビれる

ミニョク、曲を語るのが上手い。

 

歌詞については何言ってるか分かんね〜!と思いつつ、《Rush Hour》というタイトルと漏れ聞こえる単語から察するに「スピードぶち抜いて限界超えてけ上に行くんだ」的なものだと超雑解釈した私は頭を抱えた。

L'Arc~en~CielHEAVEN’S DRIVEDriver’s Highが大大大好きな私にとってその……アクセル全開で走り抜ける系の楽曲はもはや癖(へき)としか言いようがなく……

 

あまりに好みすぎたので自主的に見た最初のMV&ダンプラだったと記憶しているが、ダンスやフォーメーションも好み。

この辺りも語り出すと止まらないので一旦やめておく。

沼落ちして色んな曲を聴くうちに個人的好きな曲ランキング*6は激しく入れ替わったけれど、《Rush Hour》は最初からずっと変わらず上位に君臨する大好きな曲だったりする。

素敵な曲を作ってくれてありがとう。

****************

 

さて、作成したプレイリストをCさんに提出して容赦なく褒め称えられたわけだが、――おたくという存在は賞賛と仲間の熱意に弱いものだ(2回目)

Cさんが喜んでくれるのが嬉しくて仕方ない私(チョロい)なんとかして見分けられるようになろうと考え、手を出した。

 

NO.MERCYに。

 

いきなり?ってなると思うけれど、これには理由がある。

また自分語りになってしまうのだが、ASAYAN生まれEXILE VOCAL BATTLE AUDITION育ちの私にとってサバイバルオーディションというのはすごく相性の良い*7ものだった。

というか少し真面目な話をすると、他人を顔で判別することが苦手な私にとって、あらゆる角度から対象を映すオーディション番組は「その人らしさ」の学習がしやすいのだと思っている。顔が覚えられなくても、この歌い方は、こういう口調の人は、こういう所作をする人は、こういう言動をする人は、と判断していけるという話。

内容については割愛するけれど、チャンギュン可哀想すぎてびっくりした。

結果発表の地獄みたいな空気も忘れられない。

 

お陰様で「名前に小さいヤユヨが多くて難しい」などと言いつつ、なんとか7人はギリギリ判別できるようになってめでたしめでたし――

 

 

――と終わらなかったのは、NO.MERCY完走後、流されるまま見たある動画のせいだった。

 

 

(非公式の動画をお借りしています)

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は〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜………………………………

 

ちょ〜〜〜楽しそうに歌ってるね…………

(音が)高すぎる!みたいなこと言いながら歌っちゃうんだね……………………

 

そっか〜〜〜〜〜〜~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

(非公式の動画をお借りしています)

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イヤダァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ハマりたくないよォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜~~~~~~

 

www.youtube.com

イマドラカバーしてるんか〜〜〜〜〜〜〜〜~~~~

Believerも好きですけどNaturalがも〜〜〜〜〜〜はぁ…………

 

 

声質が良い 好み かつ 上手い もうだめ

ありがとうございました

 

 

本当に主観的すぎる判定基準なのだけれど、

・声質が好みで

・生歌が上手くて

・楽しそうにたくさん歌う

・自分の才能に自負心と責任を持ってる人

めーーーちゃめちゃ好きなんですよね…………

世間的に上手いとされる人は沢山いるけれど、自分基準を全クリアする人はそんなに多くなく……

 

ハマりたくなさにのたうち回るも時既に遅し

自覚症状が出たためCさんに報告すると即レスで当てられて無事に死亡した。

 

「だって常にハイスコア叩き出すタイプの男好きでしょ」by 後日のCさん

 

 

2日後、3人の再契約が報じられた。

ハマったことを認めた2日後にそんなの出るって即オチとかいうレベルじゃなくない??????

もしや私は死を呼ぶ女なのかと一瞬悩んだけれど、ある意味で今覚悟を決めれば心は穏やかに過ごせるなと気持ちを切り替えようとするおたく。

 

「これからの人生で今が一番若い」って誰かの名言でありましたよね?

出逢ったのは紛れもなく遅かったけれど、これ以前のどのタイミングでどう勧められても、凄まじく天邪鬼で面倒な性格の私は彼らに出逢えなかったと思う。

再契約の問題だけではない、諸般の事情というか目前に迫るものがあることは既に把握していた。

だったら今から、最終的にほんの一瞬になってしまうとしても愛すしかないじゃない。

今が一番早いんだから。

 

まあここから3ヶ月も放置されたのは流石にビビったし、結果的に全然穏やかに過ごせなかったけど……

 

以降、あらゆる曲、MVMX CHANNEL、番組、ライブ映像 その他諸々を反復横跳びするように見漁りながら、GAMBLERMVで与えられたド性癖シーン*8に発狂したり、Love KillaMVのミニョクのビジュアルが好み過ぎてひっくり返ったり、ショヌさん*9の均整の取れた身体とコントロールされきったダンスに感動したり、Cさんに連れられて近場のHMVへ ウン年振りに行きCDを買ったり、VOYAGER》のビジュアルが好み過ぎてぶっ倒れながらCDを買ったり、アメリカツアーの写真や動画を漁りまくったり、舌を噛みちぎって接触を無視し南の島で海に向かって*10「いつか現場に行く」と誓ってみたり、プメ無料期間に乗せられてまんまと登録してみたり、好きな男達がしょーもないことを議論する姿に寿命が延びたり、謎のキャラクターのグッズが発表されあまりの可愛さにうっかり予約してみたり、キヒョン&ジュホンのW撮影ビハインドで与えられたド性癖シーン*11に発狂したり、ヒョンウォンから突然提供された背中に絶句したり、彼らの今後を懸念しながら忙しく過ごすうちに気がつけば3ヶ月が経過

7年もの膨大なコンテンツと久々に格闘する英語(韓国語は全く分からないので格闘以前の問題)に眩暈を起こしながら新旧のあらゆる情報を貪る関係性おたく*12ができあがりつつあったところへ、グループ継続との発表があり、ひとまず死を呼ぶ女でなかったことに息をついた。

 

そして意気揚々と申し込んだMONBEBE 7期。

 

初日に申し込みしたけれどこんなに時間がかかるとは。

lalafrancのポカイベントは始まるわ、KCONへの参加が発表されるわ、ソウルコンのグッズ販売は始まるわ、KCON最速先行の結果も出ないまま一次先行が始まるわ、ソウルコンはえらいこっちゃだわ、アドラコンへの参加が発表されるわ、KCONの最速先行の結果が出るわ、アドラコンFC先行は始まるわ……

ばったばったと走り回っていたらもう9月中旬だよ

で、それでもまだモンベベを名乗らせてもらえない私は「2年後くらいの自分のために経緯を残しておこう」と思い立ち、無事に優秀会員になれた暁にこのタイトルでアップロードすることに決めた。

 

本日(2022年9月13日)等級変更されて無事優秀会員になりました。

お陰様で()南の島で誓った通り、KCON直接キヒョンさんを見られるらしいです。

悪の組織*13にお金を上納した甲斐があったね。

新人まみれにひとり混ざる8年目神人歌手に会いに、生まれたてのモンベベが行きますので、どうぞお手柔らかにお願いいたします。

 

*1:ヘムチ

*2:後日Cさんから「実は寝てる時に流したりして睡眠学習的な仕込みをしてました」と暴露を受けた。仕込み方がえげつなすぎて引いた

*3:昔はクソだった描写があるが改心してないかが心配でハマりきれなかった男もいる

*4:額を出す男(明るめの髪色だとなおよし)、ひとの心が分からない男、ビンタされる男

*5:BEAST繋がりで紹介された日本語曲My Beast》もあった。以下筆者の初聴き感想→「メラメラメラまで耐えたのにギラギラギラで笑ってしまった。本人達は悪くない」24時にmid nightて当ててたのは水樹奈々かよって思ったけど逆に言えば耐性がある」

*6:Queen》《Oh My!》《Rush Hour》《AND》が四天王で5位がしょっちゅう入れ替わる。登場率が高い《LIVIN’ IT UP》《Fallin’》《BEASTMODE》《KISS OR DEATH》《U R(live)》辺りで殴り合いの喧嘩してもらっていいですか?……ってこの文章書いてたらソウルコンで《U R》やってくれたのミニョクがその動画のコメントが最近も上がってたのを見てミーティングで推したからだって言うのを目にして変な声が出た

*7:絶対にNESMITHTAKAになると思っていたので結果論で言うと相性は最悪の可能性もある

*8:ミンキョンの茶番の喧嘩

*9:ショヌさんて年齢如何に関わらずショヌさんって呼ばないといけない気がする。ショヌさんにあまり言及できていないので別の機会に書きたい。《Blow Your Mind》とか

*10:一人旅で訪問していた。夜、謎の草(美味)と酒を堪能しながら関西に来てくれていた事実を噛み締めて泣いた

*11:クルキョンの茶番の口論

*12:ざっくり6:3:16くらいでミンキョンに狂わされている。88日の15:55に「ああーーー!!!!!一生一緒にいてくれや!!!!!!(突然の三木道三)」と叫んだところ、Cさんに16時の公式発表を見てのものだと勘違いされた真相は昔のミンキョンモーメントに発狂しただけ

*13:Mnet9月のアーティストがMONSTA Xだと言われて有料chにも1ヶ月だけ登録したのでそちらでも金を上納させられている